石井農園のお米とは? 旨いお米が出来るまで 精米〜お米の発送 土鍋で炊く、ご飯のおいしい炊き方  
石井農園のお米とは?

石井農園のコシヒカリ 
 新潟県には魚沼産や岩船産など美味しいお米の産地が沢山あります。
その新潟県において、耕地面積の少なさから生産量も少なく、産地としてのブランドを形成出来ていない
我らが「弥彦産コシヒカリ」
ですが、この弥彦村産のコシヒカリは、米卸業者など知る人ぞ知るおいしいお米なんです。

ここでは「弥彦村」という
産地の特徴と、石井農園のこだわり、
昔ながらの新潟産コシヒカリについて紹介します。
 
 弥彦村のお米が美味しい訳 【水・土・気候】 
弥彦村の田んぼには、大河信濃川が越後山脈から豊富な水を
届けてくれます。

また、弥彦村のある越後平野は信濃川、阿賀野川といった
2つの大河が生み出した米作りに適した肥沃な大地です。


そして米作りには昼夜の寒暖差も重要です。

稲は日中光合成を行って栄養分を生み出し、
夜間にその栄養を穂に蓄える事でお米が出来ます。

ですが、夜間の気温が高いままだと作り出した栄養が
消費に回ってしまい穂に蓄える事が出来なくなってしまうのです。

この点において弥彦村は、田んぼを見守るように西側にそびえる弥彦山が影となり西日から稲を守ってくれるのです。
これにより夕方から気温が下がり、美味しいお米が育まれます。



 石井農園の食味へのこだわり 
稲穂が太る夏。
最も繊細な管理が求められる時期です。

石井農園では稲が穂を出すタイミングを逆算し、
魚粉を主体とした有機質肥料を与えます。

これは稲がお米を実らせる為の栄養として与えるのですが、
量や与えるタイミングを誤ると美味しいお米になりません。

さらに、石井農園では鉄・マンガン・ホウ素などの
微量要素を稲に与えます。微量要素達はいわば植物のサプリメント。
お米の食味向上に貢献します。


昔ながらの新潟県産コシヒカリ 
新潟県では2005年から、
作付の大部分が「コシヒカリBL」に切り替わりました。

コシヒカリBLとは本来のコシヒカリをササニシキなど複数の品種と
交配させて様々な品種を作り、そのコシヒカリの血統を持つ
複数品種を混合して栽培したものです。
※厳密にはコシヒカリとは別種のお米です。


石井農園では2005年以降も変わらずに、
「従来のコシヒカリ」を作り続けています。


「何故コシヒカリBLが誕生したのか?」と、よく質問を受けることがあります。
大きな理由は二つあります。それ
は「いもち病」と「産地偽装の防止」です。

「いもち病」とは古来から稲に発生する典型的な病気で、稲を弱らせてしまいます。
そしてコシヒカリは「特にいもち病に弱い品種」なのです。

その為、この弱点を克服する為にいもち病の抵抗性を持った稲とコシヒカリと交配させ、
病気に強い稲を生み出しました。


「産地偽装の防止」とは魚沼産などの新潟ブランドを語る産地偽装米が不正に市場に現れた事です。

そこで、コシヒカリBLの種子を新潟県の農家のみに配布する事でDNA鑑定による判別で、
生産地偽装を防ごうとしたのです。


上記の様な理由からコシヒカリBLが誕生し、新潟県や農協が品種の切替を推進する事で
多くの米農家がコシヒカリBLへ切り替わっていきました。

しかしそんな中でも石井農園が「従来のコシヒカリ」を作り続けている訳は、食味へのこだわりからです。

新潟県はBLの食味試験により「従来のコシヒカリと味の遜色はない」としていますが、
一部の生産者・業者・消費者からは異論の声が出ていました。
そこで石井農園では、昔ながらのコシヒカリ栽培を続ける事に
決めたのです。
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旨いお米が出来るまで

【1〜2月】
1月は雪に包まれて真白な弥彦村ですが
2月頃から少しずつ雪溶けがはじまります。

そろそろ春に向けて田んぼの準備です。

田んぼの隅々にはり巡らされている用水路。
底に溜まった泥を上げたり、
田んぼの畦(あぜ)を補修したり、
スコップ片手に汗を掻きながら作業します。

用水路に水が入っていないこの時期に
しっかり整備しておかないと、
後々畦が壊れて水が染み出して来るのです。



【3月】
3月に入ると、いよいよ米作りは
忙しくなってきます。

苗作りのためのビニールハウスを張り、
その中に苗を育てる為のプールを
作ります。(プール育苗という農法です)

また、トラクターで田んぼの畦を固めたり、
育苗箱に土の代わりとなる育苗シートを
詰めたり。

種籾の準備もこの頃から始まります。
浸種といって、
10℃程の低温の水を入れ替えながら
20日程掛けてじっくり水を吸わせます。これにより、均一な発芽が出来るのです。 


【4月】
4月に入るといよいよ稲の種まきです。
播種機(はしゅき)を使ってどんどん撒きます。

種撒きを終えた育苗箱をビニールハウスに並べ、
始めはシートで保温し、その後は温度計を見ながら
小まめに換気をします。

稲の苗は1ヶ月で10センチ以上に成長します。

また、同時進行で田んぼ作業に追われます。

田んぼには信濃川からの雪解け水が流れ込み、
連日沢山のトラクターが田を耕しています。


土を細かく平らに、丁寧に耕やします。
水の張られた田んぼはまるで湖の様です。


【5月】
田植えは5月の初旬に行います。
ちょうどゴールデンウィークの頃になります。

早朝、まだ肌寒い時間にトラックで田んぼに苗を運び、
その後田植え機で苗を植えていきます。

田植えが終わった後は、植え損なった個所や
倒れてしまった稲の手直し。

これだけでも大変な作業なのですが、

昔の人は全て手作業で植えていたんだから、
本当に田植えは大変な作業だった事でしょう。


【6月】
気温もぐんぐん上がり、稲もグッと大きくなりました。

田んぼがまるで草原の様です。

しかし成長するのは稲だけではありません。
雑草たちもグングン伸びます。

畦の草は機械で刈れるのですが、田んぼの中の雑草は
手で引っこ抜いて行きます。
これがなかなか大変な作業です。

また、この時期に行う大事な作業として「溝切り」を行います。

こうやって田んぼ全面に溝を付ける事で、

水を素早く田んぼに広げたり、円滑に排水できる様になります

夏場、大雨やフェーン現象(熱風)等が起きた際に、
この溝切りをしているかしていないかで稲の品質や生育、
作業効率の明暗が分かれます。 


【7月】
暑い夏です。

7月初旬、稲が穂を出すタイミングを逆算して、
有機質肥料(魚粉中心)による「穂肥」を与えます。


これは稲がお米を実らせる為の栄養として与えるのですが、
量や与えるタイミングを誤ると稲が成長し過ぎて倒れてしまったり、
十分に穂にお米が実らなかったりします。
親父(9代目)の経験がモノを言います。


そして7月下旬、ついに稲の穂が顔を出し、
小さな花を咲かせます。

その後、稲に微量要素を与えます。
鉄・マンガン・ホウ素・モリブデン・・・etc。

微量要素達はいわば植物のサプリメント。
お米の食味向上に貢献します。
  


【8月】
稲刈りを来月に控え、農機具の点検整備に追われます。

コンバインや乾燥機などは一年ぶりの活躍なので、
快適に稲刈りを行う為には丁寧な整備が重要です。

また、この時期はお米の汁を吸って品質を下げてしまう
カメムシの防除等も行います。

お米もだいぶ色付いてきました。
稲刈はもうすぐです!
 


【9月】
4月の種まきからおよそ半年。

黄金色の稲穂がグッと頭を垂れてきました。

ついに稲刈りの始まりです!

コンバインで稲を刈り取り、脱穀したモミをトラックで作業場に
運んで乾燥〜籾摺りを行います。

お米は籾や玄米の状態で保管され、注文ごとに精米作業を行い
発送していきます。


手塩にかけて育てた石井農園のコシヒカリ、
是非ご賞味くださいませ!
  
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精米〜お米の発送作業
 
  お米は秋に収穫してから、新しい新米が収穫できる翌年の秋まで
美味しさを維持しなければなりません。

玄米は気温が15度を超えると酸化が始まり、
品質が落ちると言います。

その為、石井農園では秋〜冬は室温の安定した蔵で、
気温の上がる春〜夏場は専用の冷蔵庫で
お米を保管しています。
 
  また、気温や湿度にもよりますが、
お米は精米後2〜3週間で風味の劣化が始まります。

その為、精米はご注文日に合わせてその都度行います。
 
   
  こちらが石井農園の精米施設。
(施設と言っても、築数十年経った納屋です。汗)

ここには乾燥機・もみすり機・石抜き機・
精米機・小米取り機が揃っています。

収穫したお米の乾燥・調整から精米まで
全て自分の農園で行っています。 
 
       
  精米したてのコシヒカリ。
白くて、ほんわか甘い香りがします。
 
     
  その後、米袋に移したら、
段ボールに詰めてお客様のもとへ発送します。
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土鍋で炊く、美味しいお米の炊き方

土鍋で簡単に美味しい御飯が炊けるんです。
吸水に30分、炊飯に10分、蒸らしに15分。たったこれだけ。

土鍋は安いもので構いません。
楽しみながら、お米の本当の美味しさを味わってみて下さい。

※土鍋以外でも、ホーロー鍋など厚い鍋なら美味しく炊けます。
 
@ お米と鍋を用意します。
ちなみに私が使っている土鍋は量販店で買った1000円の土鍋。

でも、とっても美味しく炊けますよ。
A お米をさっと洗ってザルにあけ、余分な水を切ります。 
B 鍋にいれて水を加えます。水は1合に付き200cc。

この状態で30分程お米に水を吸わせます。
C 十分にお米が水を吸ったら点火。炊飯は中火で行います。

点火して5〜6分もすると、鍋がグラグラと沸騰してきます。
D 点火から10分もすると、余分な水分が飛び
沸騰が落ち着いてきます。
ここで火を止めるのですが、お焦げが好きな人は
火を止める前に10秒程度強火にして下さい。
これでしっかりお焦げが出来ます
E 火を止めて15分間蒸らします。
蒸らしが十分に終わるまで、
絶対鍋のフタをあけてはいけません!

15分たったらフタをあけて見てください。
真っ白いキラキラのご飯が出来ているはず!
F 上手に炊きあがったら、しゃもじで軽くほぐします。
お焦げもほら、この通り。
お茶碗に盛って、早速一口食べてみて下さい。

お米一粒一粒がふっくら立って口の中でお米が躍ります!
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